スタンレー電気株式会社が開発した透明状態と鏡状態を自由に切り替えて表示可能なLCDで、どんな周囲環境でも見やすくすることをコンセプトに開発されたミラーディスプレイです。
ミラーLCDディスプレイの透過率が低くなり、反射率が上がることで、ミラーLCDは鏡状態になります。走行の反射を限りなく軽減し、本物の鏡に近い自然な映り方が特長です。
ミラーLCDディスプレイの透過率が高くなり、下のTFT液晶がはっきり見えるようになります。透過率は約80%と非常に高く、映像の視認性が大きく向上します。
外光の影響により外の景色が映り込む
外光による映り込みが少なく、クリアで見やすい
ルームミラー越しでは見づらくなる、荷物の積載時や後部座席の乗員による視界の遮りがあっても、常にクリアな後方確認が可能です。
通常のルームミラーと同じように、車内の様子や後方状況を映します。後部座席の子どもやペットの様子を確認したいときや、車内全体の状況を把握したいときに便利です。
従来品と違い、アクティブエリアを極限まで広げることで、ミラーモードとカメラモードを切り替えても表示範囲が変わりません。
前方・後方ともにフルHD画質に対応しており、高精細な映像でドライブ中の視界をしっかりサポートします。前後カメラともにフルHDならではの滑らかで鮮明な映像により、昼夜を問わず周囲の状況を的確に捉えることができ、安全運転を強力にバックアップします。
フロントカメラ映像
リアカメラ映像
本製品は60fpsの高フレームレートに対応しており、一般的な30fpsと比べると格段に滑らかで自然な映像を実現します。走行中の周囲の状況や後続車の動きがより鮮明に確認でき、特に高速走行時や夜間でもブレの少ない安定した映像が得られます。
リアカメラはプライバシーガラスに対応しており、暗くなりがちな車内後方も明るく鮮明に映し出します。
TOYOTA ALPHARD(40系)で録画した映像
フリッカー対策により、後続車のヘッドライトやLED信号機の点滅を抑えます。
画面越しで見た時、後続車のヘッドライトや信号機のLEDがチカチカしたり、ちらついたりする現象のことです。
独自のチューニングにより、シャープで見やすい夜間映像を実現。街灯が少ない暗い道でも、周囲の状況をしっかり映し出す高い暗視性能を備えています。
DCG(手振れ)機能を搭載し、被写体のブレを抑えます。
HDR機能により後続車のヘッドライトの光を抑え、眩しさを軽減します。
フロントカメラには、SONY製COMSセンサーのSTARVIS2™を採用。従来のSTARVISよりも暗所性能やダイナミックレンジが大幅に向上しています。夜間や逆光などの厳しい環境でも、ノイズを抑えた鮮明で自然な映像を録画します。
照度センサーが周囲の明るさを感知し、夜間やトンネルなど暗い環境では自動的に画面の明るさを抑えて表示を見やすく調整。また、時間帯に応じて画面の輝度を緩やかに変化させる「オートディマー機能」により、夕暮れ時から夜間にかけての移り変わりにも自然に対応します。
さらに、好みに応じて明るさは4段階で手動調整することも可能。目に優しく、運転中の視認性を確保します。
上下9段階の表示調整機能により、リアカメラの映像範囲を調整が可能。
リアカメラの映像を5段階で拡大表示可能。後続車との距離感をつかみやすくなり、高速走行時や夜間の安全確認にも役立ちます。
本製品とお車のギアを連動することで、シフトレバーをリバースギアに入れた際にローアングル表示に切り替わります。
高速処理で発生するチップの熱をヒートシンク構造で効率的に放熱し、熱負荷を抑制。長時間の使用でも安定したパフォーマンスを実現します。
「車線逸脱警告」、「前方衝突警告」、「前車出発警告」、「後方衝突警告」機能がドライバーをサポートします。
50km/h以上の速度で車両が車線から外れると、車線逸脱を検出して「ピピン」という警告音及び「車線をはみ出しました。ご注意ください」というアナウンスで促します。
50km/h以上の速度で走行中に、前方の車両との距離が20m以内に接近した場合、衝突の危険を「ピッピッピーン」という警告音及び「前方の車と衝突の恐れがあります。ご注意ください」というアナウンスで促します。
停車中に、前方の車両を検知して、前方の車両が発車した事を「ポーン」という警告音及び「前方にご注意ください」というアナウンスで促します。
50km/h以上の速度で走行中に、後方の車両との距離が10m以内で5秒以上接近した場合、「ピピピ」という警告音及び「後方にご注意ください」というアナウンスで促します。
オプション品の常時接続ケーブル(DOP51)を使用することで、駐車中の当て逃げやいたずらを監視するために最適な駐車録画機能を利用できます。 駐車監視は、「モーション検知録画」「タイムラプス録画」「省エネ録画」から選択可能です。
モーション検知録画、タイムラプス録画、省エネ録画は同時には使用できません。どれか一つの選択となります。
駐車録画中にエリア内の動体検知をすると動体検知以前 5 秒前映像から検知後 15 秒の映像、合計20秒を保存します。
1秒間に1フレーム(1fps)で20分間録画した映像を再生時間20秒に圧縮します。
衝撃検知後30秒間の映像を録画します。衝撃があった場合のみ録画するので、電力消費が少なく、長時間の駐車録画に適しています。
駐車録画中にセキュリティLEDを点滅させることができ、録画状態をアピールします。